建物が古すぎて雨漏りや湿気、シロアリ被害などの影響で朽ち果てたり、火事跡や自殺、ゴミ屋敷など訳ありで活用できない空き家を相続し、困っている人は年々増えてきています。
過疎化が早い地方に限らず、大阪府下でも中心部から離れた市町村においては、止まらない少子化の為に不動産の需要も減っており、空き家の活用もお金をかけて行うのは難しいのが実情です。
空き家所有の3大リスク
リスク1 税金負担が6倍?
空き家に限らず、不動産を所有していると固定資産税という市税が毎年課税されます。また、市町村から特定空家だと勧告されたのに放置していると、固定資産税の住宅地特例が無くなってしまい、税負担が約6倍程度にハネ上がることになります。
特定空家とは「そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態又は著しく衛生上有害となるおそれのある状態、適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態、その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態にあると認められる空家等をいう」と、空家等対策の推進に関する特別措置法に定義されています。
リスク2 損害賠償責任
古い建物の場合、ニュースになるような台風じゃなくても、ちょっとした突発的な強風で瓦や波板が飛んで他人や他人の家・車などを傷つけてしまうこともあります。
また、健全な建物はビクともしない震度3~4程度の地震でも勢いよく傾き、隣の家の壁をぶち破ってしまうことも考えられます。そうなると、当然その建物を維持管理している所有者に賠償責任が発生します。
常に背負う損害賠償責任。これが、空き家の最大のリスクだと言えます。
特に古い空き家を所有している人は、保険金額1億円程度の損害賠償責任保険に加入されておくことをお勧めします。
リスク3 不法投棄場所
朽ちた感じで空き家だと分かると、粗大ゴミや処分代のかかる電化製品、産業廃棄物の捨場にされてしまう可能性があります。ゴミは、捨てた瞬間を見ていないと誰のゴミなのかは分からないので、近所の人がわざわざ所有者に連絡してくれることはありません。
一旦、ゴミ屋敷になるとゴミがゴミを引き寄せて、後々困るのは空き家の所有者になるので、注意が必要です。
売れない物件は無料で処分
もし、下記のような物件で売れずに困っている場合は、大阪府下の物件に限り無償で引取していますので、お気軽にご相談ください。
1・建物は所有、土地は借地
空き家は自分の名義だけど、土地は借りていて、今でも地代を毎月払っているというような建物。つまり、地代が払えないなら建物を解体して更地にして地主さんへ返さないといけない借地権のことです。
住まないのに地代や固定資産税を払うのは勿体ない。だけど建物の解体も自己負担となるともっと負担が大きい。そんな物件でも引き取ります。
2・貸家アパート、文化住宅
築古で傾き、朽ち果てた空き家のみならず、収益アパート物件でも、1軒だけ居座って死ぬまで立ち退かないと意地を張る入居者、家賃滞納や自殺、孤独死などでもう面倒くさいことは辞めたいという時、ご相談ください。無料で引き継がせていただきます。
3・建て替えできない
建築基準法上の道に接していない為に再建築ができない物件。自転車どころか歩行者でも通行困難な場所だったり、他人の土地を通らないと出入りできない物件でも引き取ります。
4・訳あり事故物件
いわゆる自殺他殺、孤独死や火事跡で誰も住んでくれない物件。お隣りさんが洗濯ババアや反社会的な方などの物件。
5・異臭全開のゴミ屋敷
残置物やゴミが満載で足の踏み場がないような建物、空き地でもスムーズに引取ります。
6・築古ボロ雨漏り物件
ボロすぎる古民家はもちろん、雨漏りどころか、屋根が抜け落ちて天体観測できるような物件も無料で引き取ります。また、もう少しで隣家に当たりそうなくらい傾いている空き家でも大丈夫です。
7・山林、雑種地、農地
道が無くて手入れが困難な山林・竹林、今どき使いようが無いひな壇のような雑種地、耕作放棄地などもご相談ください。
市街化調整地域にある田畑は、原則として農従者しか引き継げないのですが、場所によっては農地転用できる場合があります。
無料で引き取る理由
私、坂口貴長隆はもともと、学生の頃から大工になるのが夢で父が所有する古い文化住宅の修繕を手伝ったり、自宅の造作工事、クロス張替え、外壁塗装や水道管の修理などを趣味程度にこなしてきました。
会社勤務の時は、お客さんの為にと休日返上など自分の時間を削りつつも、会社に利益が出ることに注力しなければ、自分の生活が圧迫される状況でした。
今では建築不動産業界での経験をもとに2017年1月に松原市にある自宅兼事務所で不動産コンサルタントとして起業し、住宅ローンの返済で困っている人の競売対策や事業用物件の賃貸仲介を主力に細々と活動してまいりました。
近年の事業用物件仲介から福祉業者様とつながることができ、身元保証の無い超高齢者や障碍者のように弱者と言われる人達が住める場所があまりにも少ない現実を目の当たりにしました。
そこで、私にできることは何か?を考えたときに思いついたのが、収益物件を買ってその人達に使っていただくことでした。
ところが、収益物件という概念でいくと、利回りを重視する必要がある為に銀行融資も厳しく、且つ、多額のお金や職人を投入して改装すれば、私自身もそうですが、入居者の家賃負担も増えてしまいます。
なので、物件にはお金をあまりかけずに極力DIY再生して、社会的弱者の人に使っていただく為に、大阪府下にある不要な売れない物件を無料で引き取ることにしました。
大阪府下の中でも重点的に引き取りしているのは、堺市・松原市・藤井寺市・羽曳野市の4つのエリアです。
もちろん、それ以外の市町村でも大阪府下なら大歓迎です。
この活動は個人的な利益を目的としてやるのではないので、他のサイトのようにPPC広告費を一切かけていません。
もし、あなた様がこの活動に賛同していただけるなら、この記事に、いいねやシェアしていただけると嬉しいです。
不動産無償譲渡のご相談は
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受付/9:00~21:00(平日)
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