不動産業者として、やるなら任意売却と相続対策のを絡めた営業とどっちに力を注いだ方がいいのでしょうか?
これからは、任意売却営業or相続対策営業?
これは、人によって違うと思います。基本的には、儲かると思う方よりも「得意な方」を選ぶべきだと思います。誰だって、何かを賭けて勝負する時って、自分が勝てることでやろうとしますよね? 仕事も全く同じだと思います。
狙うターゲットが異なれば、求められる営業スキルが全く違ってきます。ちょっと偉そうな事を言わせていただくと、
任意売却営業は『今、困っている人』を助ける仕事で、
相続対策営業は『今、困ってない人』を助ける仕事なので、
競合の多さ・時間コスト・経費コスト・知識量・看板力などを考えると答えは見えてくるのではないでしょうか?
ちなみに私の個人的な意見としては、不動産売買(仲介)がメインであれば、任意売却(買取りも含む)に力を入れた方がいいと思います。
世間は、この平成27年1月1日の相続税法改正をネタに相続対策や争族対策などで盛り上がっていますが、本当に、
相続対策が必要な人の多くは既に対策が終わってる
と思います。(富裕層には良き軍師がいるものです)
一方で任意売却の方は、ターゲット数が多いので、取れる確率が良くなります。
相続対策営業では、視覚ツールや役者(上司・設計・工事など)、実例(実績)が必要ですが、任意売却の物上げをする時は、名刺と手紙1枚のみで媒介を取れる時もあります。
皆と同じ事をやってても期待するような結果は望めません。皆と違う事や身の丈にあった事をコツコツと実践しましょう。そして今年こそ、何か一つでもやり方を変えてみましょう!
今の何かを変えなければ、昨年以下の結果が待っていますから。