さて、今回のテーマは『相手(ターゲット)によって、攻め方(武器、切り口、トラップ、属性、人数など)を変える』について。
「そんな事、言われんでもわかってるわ」という兄者も非情に多いと思いますが、たぶん出来ている人は少ないと思います。その昔、ある建売・不動産会社の社長から
「営業なんて、誰でも出来るねん」
と言われましたが、確かに誰でもできると思いますが、結果を出せるかどうかは先述のことを常に理解して実践(考える事が)できる者だけだと私は思います。
例えば、社会現象にもなったオンラインゲームの「モンスターハンター」シリーズ。このゲームでは、様々なモンスターを討伐する為に相手(モンスター)によって武器を変えたり、武器に属性(毒・雷・火・水・他)を付け加えたり、弱点を見極めて切り口(攻める部分)を決めたり、弱ったところのしぐさを見てからトラップを仕掛けたり、強い相手には、数人のメンバーで共闘したり・・・。
このモンスターハンターをやり込む事で現実の世界でも効率よく勝つためにはどうするのかを考えるクセが付くかも知れません。。。
まさか・・・と思われるかも知れませんが、私の部下2人にモンスターハンターの事で、どのモンスターを倒したとかの話をすると、やはり営業成績のいい子の方が、保有している武器の種類も豊富で、相手によって攻め方を考えている。
できない営業は、同じ武器で責め続け、しかも「素直じゃない」。(←人の意見を聞かないという意味で)
相手が強けりゃ共闘すればいいのに。
任意売却の物上げで例えるなら、配当要求の物件と差押物件リストの物件と、いずれは「競売」いう道へ進む案件であっても、攻め方を変えないとモノにならないということです。