お金を掛けずに営業マンの印象をアップさせる方法があります。それは・・・
物上げ日記の読者アンケートから、
『お金も時間もかけずに効果のでる物上げのコツは?』という質問をいただきましたので、回答させていただきます。
コツというのは、検証するといくつも出てきますので、今回は、私も過去に損をしていた『言い回し』について私の主観でお話しします。
はっきり言って昔から「言うのはタダ(無料)」と言われてますよね。
言葉を変えるのにお金はかからない
言葉にお金はいらないからといっても、対話の時に自分が得するような(相手に恩をきせる)つもりでしゃべると、何となく相手に伝わって逆効果になることがあるので、
せめて「損しない言い方」をクセづけましょうってこと。
例えば、先日、私の後輩の携帯へある所有者さんから電話がかかってきて、たまたま電話の声がきこえたんですが、次のようなやりとりでした。
プルルルルッ・・・
後輩 「誰やっ!? 知らん番号や。もしもしーっ!」
所有者 「あーっ、○○さん?
名刺見て、電話したんやけど。」
後輩 「あのーっ、すいません、どちらさんですか?」
所有者 「○○区の佐藤(仮名)と言います。
何度かきてくれるみたいで。」
後輩 「あーっ、どうも。
いやー、近くにお客さんがいるので、よくそちら方面へ
行くんですよ」
ハイッ。この受け答えがダメなのはお分かりですよね?
実際に後輩はこの所有者さんの近くに顧客が居てるのですが、こんな回答されたら「なんや、俺んとこはついでかい!?」って相手は思ってしまう。後輩が言ったのは嘘じゃなく本当の事なんだけど損する言い方です。どうせなら、
「あーっ、良かったー。
名刺を見ていただけたんですね。ずっと佐藤さんのことが気になって、
一度お会いして、状況だけでもお聞きしたかったんです。
私もこれが専門なので何かしらお役に立てれるかもしれませんから。」
というようにサラッと回答し、
「電話でお話しいただくような軽い事でもないので、
小一時間ほどお会いしませんか?私からお伺いしますので」
とすかさず面談のアポ切りをする。
ちなみに、普段から面識のある人なら後から言い訳できますけど、面識のない物件所有者(オーナー)は、
最初に与えた印象で初回面談できるかが決まります。
とても大事なのでもう一回。
最初に与えた印象で初回面談できるかが決まります。
さて、当ブログ読者のあなたは大丈夫だと思いますが、せっかくのチャンスを逃さない為にも物上げに限らずですが『相手の気持ちを察する営業マンの言い回し』はぜひ、マスターしておきたいものですね。
大阪人は「アホか」と言われても平気ですが、「バカか」と言われるとなんか、めっちゃ腹立ちます。同じ意味でしょうけど、でもとらえ方が違うんですよね。では、またお会いしましょう。
当ブログであなたの気になることや問題を取り上げて解決します。