物上げ日記

物上げ日記-その54 不動産業界で生き残る為に必要なこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

さて、今回のテーマは『不動産業界で生き残るために必要なチョットしたこと』です。

ikinokoru

以前、後輩二人と一緒に、ある不動産業者向けセミナーに参加した時のこと。

私もセミナーの中身は、それなりに得るものがあったと感じた。セミナーでは、ありがちなパターンで講師の著書が紹介され、会場の出入り口のカウンターに積まれて1500円で販売されていた。

後輩Aは、休憩時間にその書籍を購入した。

後輩Bは、後輩Aに「読んだら教えてな」と言った。

あなたは、この後輩AとBのうち、営業成績がいいのはどちらかお分かりだろうか?

セミナーが終わったあとも、

後輩Aは、なかなかのセミナーで、割と得るものがありましたと言った

後輩Bは、「あんなの当たり前やん。これって、奴らの売り込みやし、

      どんな会社かが、このセミナーで分かった」と言った

営業成績の答えは後輩Aが「常に」成績がいい。

この違いは、もうお分かりだと思いますが、自分から知識を吸収しようと貪欲な姿勢でいるのか、それとも、自分に必要な専門分野での力量を棚に上げ、自称インテリの姿勢なのか。

このブログを読んでくれているあなたも感じるところがあるかも知れないけど、ネットサ-フィンをしながら、無料の範囲で知識を集めている段階では、かけた時間の割には得るものが少なく、且つ、あまり身に付かない。つまり、全てではありませんが、結構、時間のムダに終わってしまうものです。

ところが、身銭を切って購入した知識であれば、元を取ろうとする精神が働くので、身に付きやすいものです。(←これは、かなりの重要です)

しかも、身銭を切った額が高額であればあるほどです。私も個人的に10万、20万で売られているノウハウを購入したりしていますが、やっぱ真剣に取り組んで実践までやってますし、実践するから元も取れる。中には、ハズレもあるかも知れないけど、得るべき知識は1つじゃないから、もし気になる商材があれば、「ハズレだったら・・・」と思って、買わないのは時間の損だと思います。

ハズレが気になるなら、その商材名を検索してみれば分かります。今の時代、悪い商品は必ず、悪評のコメントが出てきますから。

逆に、ニッチなビジネスにおける商材で好評が多いのも胡散臭いですけどね。(あなたも競合を増やすようなレビューはしないでしょ?)

話を元にもどすと、後輩Aは、私が教えた

『不動産業界で生き残る為に必要なチョットしたこと』

を欠かさず時に実践している。

一方、後輩Bにも「やった方がいいよ」と教えたがやらない。「時間が無い」とか「めんどくさい」とか言い訳が必ずでる。

このチョットしたことの差は、営業成績に大きな差がでます。後輩Aの携帯には、「売りたいから相談に乗ってくれ」とか「店舗を移転したい・出店したい」・「リフォームしたい」などの電話が「お客さんの方から」かけてくる。

一方、後輩Bの携帯には、ほとんどかかってこない。(クレームの電話すらかかってこない)

さて、前置きが長くなってしまいましたが、この後輩Aが続けているチョットしたこととは、

「1日に1通、手書きの手紙を出すこと」です。(もちろん、キャンペーンチラシを同封したりもしますが)

あなたも後輩Aのように、「おお、それはいいことを聞いた」となりましたか?それとも後輩Bのように、「なんだ、そんなことか」と思いましたか?

週に5日間働くとして、手紙を出す回数は5回。

切手や紙代を入れも1回100円程度。

1週間やれば500円。(5回分)

1カ月で2000円。(20回分)

同じ人に対して3ヶ月に1回出すとすれば、20回分×3カ月で60人分の顧客リストに対してフォローすることができる。

数を増やせば、確率もあがるだろうけど、大事なことは、「続けること」です。ムリして続かなかったら意味が無い。

あなたが、営業マンや社長であれば、現金で月に2000円預金するより、手紙を出すという「未来預金」は、お金にかえれない「信用」という形で、大きなリターンとなって返ってきますよ。あなたが、会社勤めの営業マンで営業経費で認めてもらえないなら身銭を切ってでもやるべきです。

これは、私の自論ですが、

お客さんは「会社」に付くんじゃなく、あなたという「個人」を信用して付いてくる

だから、私は不動産業界で看板力はあまり、関係ないと思う。

看板力を言い訳にする人は、営業の本質をもう一度見つめ直してほしい。(建築工事のように全体的な信用が必要な場合は、看板力も影響しますが)

実際に先日も、後輩Aの携帯には、初回面談が5年前の不動産オーナーから

「そろそろ物件を売りたいから相談に乗ってくれ」と電話があった。

一方、後輩Bは「自分を変える」よりも「会社を変える」ことを選んで退職した。

あなたも今日から始めてみませんか?

効果の出ている手紙の作成マニュアルはこちらをクリック

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

Or

*

CAPTCHA