分譲マンションの各ポストへ物上げ(売り物件求む)チラシをポスティングしているとハエのように飛んでくる管理人。
管理人「何を入れてんの?勝手にそんなモン入れたらアカンで。家宅侵入罪やろ?」
営業マン「え?ここ、チラシ駄目なんですか?知らなかったですw」
管理人「当たり前じゃ!そこに書いてるやろ!」
という場面は、あなたも数多く経験しているのではないでしょうか?
こんな管理人に遭遇すると「全員が全てのチラシを拒否してんのか!?おっ!?チラシを貰う権利を一方的に制限すんなや、このクソが!!」とムカつく気持ちは非常に共感します。
営業マンとしては、管理人が帰宅したり、清掃や巡回で居なくなる隙を狙って、ポストにブチ込みたいところです。
あなたは、こんな時どうしてますか?
もし、その分譲マンションを物上げしたい理由が、
- 人気があり、売れる確率が高い
- そのマンション限定の購入希望者がいる
ということであれば、
郵便局の本局で受付している「地域指定郵便(タウンメール)」を使ってみるべきです。
理由は、3つ。
1つ目の理由は、チラシのポスティング禁止の分譲マンションでも郵便局員がポスティングするのはOKだから(この理由はムカつきますよね)
2つ目の理由は、地域指定といっても〇丁目の全戸というワケじゃなく特定の「分譲マンション」だけを指定することもできるから。
3つ目の理由は、25gまでならチラシ単体だろうが封筒に入れようが1つあたり28円で済むから。封筒やチラシで10円とするなら、仮に1棟が200戸ならコストは、200戸×38円=7600円。
これを3回繰り返しても22,800円。
面談率も50%程度で最初っから業者比較される一括査定の1件あたりの反響課金と比べてどうですか?
一括査定は反響案件単発で終わりですが、マンション全戸に対して心に刺さる物上げ手紙を送れば、タイミング次第で媒介も取りやすいし、売る時期になってから電話が掛かってくることもあります。
ちなみに、私がこれをやる時は、購入希望者から「やり方と理由」を説明した上で買い専任を巻いてからやるようにしています。両手なら目先の経費も惜しみなく使えますからね。
ぜひ一度、マンションを指定した地域配達郵便を試してみてください。
ご健闘をお祈り申し上げます。
PS 物上げ日記読者のあなたなら分かると思いますが、単なる売り物件求むチラシでは効果が期待できないので、心に刺さる(感動する・相手にメリットが伝わる)内容の手紙にすることが必須です。